衝撃の旨味を簡単に引き出す、お茶の入れ方5つの秘訣
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お茶を入れるのは難しい?
「良いお茶ほど入れるのが難しいんでしょ?」
といった問い合わせを多くいただきます。
実際にこだわっていただきたいのは「一煎目」だけなのですが
私たちの努力不足でまだまだお伝えできていないのが現状です。
これを読んでいただければ
お茶の旨味を引き出す入れ方がわかります。
お茶って渋いものと思ってたけど
こんなにも旨味があるんだ
ということがお分かりいただけると思います
実際、私たちの店舗では
試飲をお出しして
お買い上げいただく割合が
90%以上あります
お客様が美味しいと感じる秘密は
旨味にあります
どのスタッフも同じように
旨味を引き出す入れ方をしています
※コロナ過では試飲は中止しています
旨味を引き出す5つの秘訣
お茶の味は主に旨味と渋みで構成されています
お茶に限ったことではありませんが
私たち日本人は、旨味の多いものを美味しいと感じますし
旨味の多く含まれた食材は自ずと高値になります
なので良いお茶ほど旨味が多く含まれていますので
旨味を引き出す5つの秘訣をお伝えしていきます
こだわっていただきたいのは一煎目だけです
一煎目がうまくいけば二煎目以降は勝手に美味しくなります
※目安量は一人分です
秘訣①良いお茶を使う
お茶は一年に四回採れますが
摘んだ時期によって茶葉に含まれる旨味が違います
一番多く含まれているのは新茶です
静岡の場合、4月中旬から5月上旬に取れたお茶です
お茶屋さんで千円以上するお茶は
大体新茶時期のものと考えていいと思います
摘んだ時期が後になる程、旨味が減り
価格もお安くなります
旨味がないお茶から、旨味を引き出すことはできないので
旨味が多く含まれた、良いお茶を使ってください
秘訣②8グラム使う
急須に入れる量ですが
一般的な「お茶の入れ方」では
1人3~5グラムと紹介されていると思います
でも、本当に美味しく入れようと思ったら
8グラム使っていただくのが理想です
急須に8グラムの茶葉を入れたら
ならして平らにしてください
秘訣③40度のお湯を使う
お茶の味は主に旨味と渋みで構成されていますが
旨味は高温でも低温でも出ます
一方、渋みは低温では出ずに高温で出ます
そして味の強さとしては渋みの方が強いです
なので、高温で入れると旨味をあまり感じず
渋みの方が強く出てしまいます
良いお茶の価値は旨味にありますので
40度くらいの超低温で入れてください
秘訣④茶葉ひたひたで1分間
平らにならした茶葉に40度のお湯を注ぎます
量は茶葉全体がちょうど浸るくらい入れて下さい
そして1分間そのまま待ちます
※深むし茶をお使いの場合
煎茶に比べ、茶葉が細かくお湯の浸透が早いので
茶葉ひたひたの気持ち多めにしてください
秘訣⑤最後の一滴まで注ぎきる
1分たったら静かに湯呑みに注ぎます
最後の一滴が注ぎ終わるまで待ってください
振る必要はありません
ただ待つだけです
ここで出る一滴一滴は
非常に旨味の濃い一滴です
貴重なので最後の一滴まで大事にしてください
まとめ
はい、これでほんの少量ではありますが
衝撃の旨味が引き出せました
この一煎目がうまく入ればOKです
二煎目もまた少量低温で入れてもいいですし
今度は高温で入れて味の違いを
楽しむのもいいですね
旨味を引き出す入れ方の秘訣は
・秘訣①良いお茶を使う
・秘訣②8グラム使う
・秘訣③40度のお湯を使う
・秘訣④茶葉ひたひたで1分間
・秘訣⑤最後の一滴まで注ぎきる
でした
おススメのお茶は?
この方法で入れるなら
深むし茶よりも煎茶がおススメです
深むし茶は茶葉が細かくお湯の吸収が早いので
うまくいかなかったり
飲める量が本当に少量になってしまうからです
私がおススメする煎茶は
煎茶あけぼの
です。
良かったらお試しください