ジャガイモ不足はなぜ起きた?
2021年12月10日に新発売した「さがみ園お茶ポテト」ですが2022年1月よりじゃがいも不足の影響で品薄となり大変ご迷惑をおかけいたしました。
しかし、いよいよ新じゃがが入荷され6月より通常販売を再開いたしました!
「今年も新じゃがの季節がやってきました!」
なんて言葉をよく聞くけれど
・そもそも何故ジャガイモ不足になったの?
・新じゃがって何?
・食用と加工用のじゃがいもは何が違うの?
などなど、改めて聞かれるとう~ん...よくわからない事ってありますよね
というわけで
今回は新じゃがにまつわる疑問あれこれについて簡単にわかりやすく説明していきたいと思います。これを読み終えるとあなたは八百屋さん並みの新じゃが知識が身についていることでしょう
1.そもそも何故ジャガイモ不足になったの?
ジャガイモ不足にまつわるニュースは
・マクドナルドなどファーストフードのポテト不足
・北海道の干ばつによるジャガイモ不足
の2種類がありますが
ファーストフードのポテト不足は海外事情によるものでポテトチップスは北海道の干ばつの影響であり、別の話になります。
北海道内は2021年夏、全道的に高温少雨が続きました。7月はほぼ1カ月にわたって雨らしい雨が降らない日もあり高温干ばつの影響で、イモが肥大せず、小玉、不作となりました。
通常、秋に北海道で収穫したじゃがいもは、新じゃがを迎える翌春まで全国のスーパーなどに並びます。しかし、出荷量の83.6%を占める北海道産が不作となるとそれを補うだけの他産地はなく2021年夏の天候不順の影響が2022年5月まで続いたといわけです。
2.新じゃがって何?
一般的なじゃがいもは秋口に収穫され保存、貯蔵されたじゃがいもが、翌春まで市場に出回っています。
これに対して「新じゃが」は5~6月に収穫を迎えます。
そして貯蔵することなくすぐ出荷されます。
収穫地は鹿児島県、長崎県など暖かい地方から始まり、徐々に北上します。
この新じゃがのおかげで「さがみ園お茶ポテト」は通常販売が可能となるのです。
3.食用と加工用のじゃがいもは何が違うの??
じゃがいもは大まかに
・生食用
・加工食品用
・でん粉原料用
の3種類に分けられます。
生食用では
・男爵薯
・メークイン
・キタアカリ
といった品種で、スーパーなどでもよく見かけるものです。
加工食品用は、
・ポテトサラダ用の「さやか」
・ポテトチップ用の「トヨシロ」、「きたひめ」、「スノーデン」
・フライドポテト用の「ホッカイコガネ」
といった品種に大別されます。
ポテトチップス用じゃがいもは、
・皮がむきやすい
・薄くスライスできる
・焦げにくい
など、「ポテトチップス」の製造に適した特徴があります。
まとめ
1.そもそも何故ジャガイモ不足になったの?
・2021年夏に北海道の降水量が少なかったから
・シェア8割を占める北海道産が不足すると全国的に影響する
2.新じゃがって何?
・一般的なジャガイモの収穫は10~11月
・新じゃがは5~6月
3.食用と加工用のじゃがいもは何が違うの?
・品種の違いです
・ポテチ用はスーパーでは売っていない品種です
p.s.
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。
「さがみ園お茶ポテト」をご希望のお客様はぜひ、下記よりご注文ください。